観劇してきたからフライヤー(チラシ)について考えてみる

紙くず

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たった今、演劇を観て帰ってきたところだ。

劇場の席に、大量のフライヤーが置いてあった。昨日の記事で「フライヤーとか捨てるよね」という話をしたばかりである。なんとタイムリー。

参照:イベントでThanksカード配ります、みんなやったらいいのに

という訳で、観劇は素人だが、わたしなりに演劇のフライヤーから考えたことをまとめてみる。音楽に置き換えても、同じ様なことが言えるだろう。

 

大きくて邪魔

まずはこれだ。そのまま音楽系のフライヤーにも言ってやりたいのだが、サイズが大きくて邪魔である。

費用をかけてフライヤーを製作するからには、読んでほしいし持ち帰ってほしいはず。にもかかわらず、なぜ「邪魔だなぁ」と思われてしまうと分かりながら、かたくなにA4サイズを貫き通すのか。

そもそもA4サイズの書類がすっぽり入るバッグなど、持ってきていないお客さんの方が多い。仕方なく半分に折って入れようとするが、枚数も多いので折るとさらにかさばる。こうして、わたしは基本フライヤーを持ち帰らなくなった。今日も置いてきた。

 

例えば昨日の記事で書いた「名刺サイズのカード」であったり、せめてA4ではなく、その半分サイズのA5にしてみてはどうだろうか。フライヤーで名刺サイズは少々難しいが、A5なら十分やれる。

わたしはこういった考えから、以前自分の企画イベントの際に、A5サイズでフライヤーを作った。「好感が持てる」と、なかなか好評だったのを覚えている。

情報量を詰め込みたい気持ちもわかるが、A5でもまとめれば十分に、伝えたい情報は載せきることができた。フライヤーに載せるのは最低限必要な情報と、アピールやアイキャッチになりそうな情報のみで良い

詳細な情報については、サイトへのアクセスでも促せば良いだろう。QRコードかURL、検索ワードをフライヤーに記載すれば済む。なに?サイトに来てくれないかもしれないって?そんな人はA4サイズで漏れなく情報が書いてあっても、どっちにしろあなたの企画なんて観に来ない。安心してほしい。

 

枚数が多い

もう何度か言ったが、お客さんに渡すフライヤーの数が多すぎる

今回のフライヤーが劇団側の用意したものか、それとも劇場が配布したものかはわからない。だが、素人目にもわかるぐらいジャンルもばらばらで、今回の出演者となんら関係のないものも多数含まれていた。一体何の意味があるのか。

劇団側、音楽でいえばライブの主催側としては、極力こういった事態を避けるべきである。というのも、大量の無関係な紙クズのせいで、自分たちに関するフライヤーがかすんでしまうからだ。

実際に今回、フライヤーの中には今公演に関するインフォメーションや、出演者の他舞台のお知らせが紛れていた。紙クズに紛れて、気付かれずに捨てられたり放置されたりしてはもったいない。

 

関係あるフライヤーだと、わかりやすく明記を

出演者関連のフライヤーについて、気になった点がある。「今回の出演者に関するお知らせである」と、もっとわかりやすく明記すべきだ。

例えば、今回出演している役者◯◯の、次公演のフライヤーですと。ぱっと見でそこがわからないと、ともすれば関係ないフライヤーだと思って読まずに置いて帰るかもしれない。

 

おわりに

まだまだ言いたいことがありそうだが、とりあえずメモ代わりなのでこの辺にしておこう。

フライヤーは、さほど費用がかからない。会場に置かせてもらったり、他公演の配布フライヤーに混ぜてもらったりできる。そのため、とりあえず刷って配布しておこうといった考え方が、まだ根強い印象だ。

フライヤーは広告である。「数打ちゃ当たる」的な広告はすっかり古いものだということは、あなたもわかっているはずだろう。にもかかわらず、フライヤーやTwitterは手軽なため、ついつい「とりあえず数打っとこう」と、半ば無意識に、なんとなくやってしまいがちなのではないだろうか。

参照:もう一度だけ言う、ライブ告知ツイートはもうやめろ

 

フライヤーを作って配るにしても、もう少し細かな部分を考える必要がある。さもなくば、せっかく作ったものが本当にただの紙クズになってしまう。下手すると環境破壊だ。気をつけてほしい。

さよならを言うのがこんなにもつらい相手がいるなんて、ぼくはなんて幸せなんだろう。さようなら!

 

 

煤渡(@sswtr_in_cafe)

観劇レポート記事もあります

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