【総括その3】さて、来年はなにをやろうかな

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ご機嫌よう、煤渡(@suswatari88)です。

ブログを通して今年を振り返っているところです。この回で終わりの予定ですが、まだ書きたいことあったら後日書くかもしれません。

【総括その1】わたしが最初このブログでやりたかったこと

【総括その2】ブログを書くということ、ブログの可能性

今回はこれまで以上に個人的な話。いろいろ考えたりしたけど、じゃあ来年はなにをどうしていこうか、といったことを。

 

今後ブログはもっと好き勝手に、楽にやる

まずブログについてですが、このhocori house.も夏ごろから看板に掲げている通り、結局わたしがブログを書くのは「楽になりたいから」というのが大きな理由のひとつです。

やる前までは予想していなかったんですが、書き始めてしばらくしてから、なんかブログを書くと楽になるなあってことに気付きまして。

昔からごちゃごちゃと頭の中で考え事をするタチで、そのくせそれを整理して吐き出す場所を持っていなかったブログがその役割を果たしてくれたのだと思います。

 

ですが、前回前々回と書いたように、今年一年のブログ運営がいつも楽で楽しかったかといえば、決してそうとも言えない結果に終わりました。

「書く」ことで楽になれるはずの場所だったのが、サイト自体のデザインや保守・メンテナンスに追われて消耗したり、収益化を考えてみたり、音楽活動に繋げるにはどうすべきか考えてみたり。

そう、当初の目的だったはずの「音楽活動に繋げる」を考えることすら、窮屈に感じる様になりました。記事の体裁についても余計なことを考えてしまい、書き上げてみても楽になれない日も少なくありませんでした。

「好き勝手に書いて吐き出す」ということに楽しさを感じて、その純度が高いほど楽になれたんです。

 

読み手に寄り添うと面白くない

個人ブログとて、運営していれば当然書き手(自分)のことと、読み手のこととを考えます。

そんな中でどうやらわたしは、読み手に目を向けて寄り添ったブログ運営など求めていなかった様です。読み手を考えることの比重が大きくなると、正直楽しくない。これ、結構わがままなことを言っているのは、自分でもよくわかっています。

 

個人ブログにおいても、例えば効率的な閲覧数・回遊率の向上、広告やアフィリエイトによる収益などを目指すと、当然読み手のことを考える必要があります。

ですが、その上で「真に自分の書きたいことを書きたい様に表現できている」ブログは稀です。ほとんど見かけない。

「自分は読者のことを考えて書いているし、それ自体が本当に自分のやりたいことだ!」という人も多くいるでしょうね。でもそれは、ブログ自体が目的になっているパターンです。

わたしはあくまで、ブログはなんらかの目的を達成するための「手段」として活用しています。どちらが正しいという話ではありません。

ですがよく見るのが、自分でも気付かないうちにブログが目的化してしまっている人。自分の意思とは裏腹に、「ブログを書く・運営する」こと自体が目的になってしまっている人です。

自覚があるならいいですが、無自覚にやっちゃってる人を見るともったいないなって思います。それ、いっそのこともっとその方向性で精度上げて、メディアにでもしちゃった方が良くないですか

 

自分のことと、読み手のこと。50:50のバランスで考えられている人の方が、珍しいと思います。別にそのバランスが正しいとも思いません、普通はどちらかに傾いている。

ですが、ブログ論やブログ飯が流行ってからは、どうも読み手を意識した親切なブログが不自然に多い様な気がするんです。

好きに書いたものが、不特定多数の読者に読まれることを考えた文章にならないのは当たり前。別々の他人ですから。

にもかかわらず、流行りのブログ論ばかり見ていると、まるでそれが不正解かの様に思えてきます。ひとの役に立つ情報とか、最大公約数を狙った様な文章とか、それって個人ブログでやらないといけないことですか?

 

内向きに掘りながら面白いものを書く

上で書いた様なことを感じ、考える様になったのは、「書く」ということ自体に面白さを見出してしまったからです。これは誤算でした。

もっというと、書くことを通して自分の中を掘っていく作業。そういった「書く」を通した内省に、魅力を感じています

 

さっき言った「読み手重視のブログ」に感じるものは、例えるなら成果物だけが記事として置いてある様な感覚です。

そうじゃなくて、自分の内をゴールもわからず掘っているその様とか、掘ったときに周囲に飛び散っている土とか、そういったものも見える文章が書きたい。そう思っているのかもしれません。

とはいえ、ただやっただけではそういう文章の方が需要も少なく、なによりWebでは読まれづらい・つまらないと思われやすい印象があります。掘ってるところを見せるより、掘った後の穴とか、掘ったら出てきたものを手っ取り早く見せた方が反響がある

それでは悔しいので、内省の様子が見える文章であり、同時に「面白い」と思える文章を。そういったものが書ける様に、そこをひとまずの目的地として、文章力を磨いていきたいと思っています。

 

ごく稀に、ブログ論なんかを追っていると「文章力はなくていい!それでも結果は出る!」みたいなの見つけるんですけど、あれホント腹が立つんですよね

そんな訳なくて、それは読み手が見えていないだけ。さっき言った「読み手偏重のブログじゃなくてもいいだろ」という話とは、全く違います。

ブログ論で語られる小手先のテクニックばかりで、頭がいっぱいになっている。「無自覚にブログ自体が手段になっているブログ」の最悪例です。失礼でしかないし、運悪く読んでしまったときには苦痛以外の何物でもない。

 

そんなのが雨後の筍みたいに多数存在している辺り、やっぱり旧来のブログ論はオワコン化しているなあと感じます。ですが、ブログ全体で見るとまだまだブルーオーシャンかもしれません。

文章力の無い小手先ブログでもある程度の結果が出ているということは、ちゃんと面白ければちゃんと読んでもらえるってことです。

ただ、ちゃんと面白くてもやり方が古いと、きっと頭打ちは早いでしょうね。旧来のブログ論的テクニックでは、もう大きく成功している先行者がいすぎますから。そことのシェア奪い合いになってしまうと、勝てっこない。

いずれ従来のやり方に縛られない、新しくてちゃんと面白い人が頭出てくるんだと思います。それで、また後追いでその人のやり方が新しい「ブログ論」になったり。わたしがそこに向かって野望燃やすわけではないですけどね、それだとやりたいことと違ってくるので。

 

まとめ

そろそろ長いのでまとめます。来年は、こんなことを考えながらやっていきます。

 

  • 好き勝手に、あくまで自分が面白いと思えるもの、好きだと思えるものを書く

まずはこれ。ポイントは「自分が面白いと思えるもの、好きだと思えるもの」ということ。読者偏重にならず好きに書きながらも、この点を意識することで、読者が見えていない独りよがりなブログにはしない。

このポイントを忘れなければ、いずれ自分と「面白い・好き」の感覚が近い読者が、ちゃんと集まってくるはず。一見自己中な様で、そうやって来てくれる読み手のことは意識している、といった感じです。

そういう人たちと、ブログを通して繋がっていきたいですね。無差別なPV稼ぎより数は劣るでしょうが、一方で普通にやっていけば、自分の文章なら「箸にもかからない」みたいなことにはならないと思ってます。水増し無くいることで、それがそのまま今の自分のスケール感なのだとも思えますから。そういった肌感覚は大事。

また、そうやって「書く」ことだけに集中したいとも思っています。サイトの保守とか考えたくない。定期的なプラグイン・テーマの更新すら面倒です。

 

  • メディアなどの「よそ」で書く

総括その1で書いた様な、サイトそのものを作ったりいじったりする面白さ、今回の話とは真逆の「完全に読み手のためだけ」の文章を書く面白さ。そういったものへの欲求も、もちろんまだ持っています。

わたしの場合、これらを全部一箇所の個人ブログ内でやろうとするから、訳がわからなくなって頭が痛くなるのだと思うんです。なので、これらの欲求は自分の庭ではなく、よそで満たしていこうと思います。

さっそく一つ、知人のメディア立ち上げを手伝っているところです。WordPressでとりあえずのサイト作りはできますから、その手伝いと、後は諸々の執筆を行っていきます。こちらは追って、情報公開できればと。

他にもよそで書いてみたいと思ってます。なにかあればお声がけください、ひとまずはこのブログがポートフォリオ代わりです。

Webの物書き1年目ということも考慮して、なおかつ来年は知人のサイトでも執筆していくので、このブログの記事よりはもうちょっと伸び代があると思っていただいて構いません。書いていきたい。

 

おわりに

3回にわたって、言いたいことを言わせてもらいました。頭の中も整理できてスッキリです。

おそらく、これがhocori house.最後の更新になるのではないかと思います。そうなんです、ここは今後、基本的には更新しないつもりでいます。

来年以降もここを育てていくのもいいと思ったんですがね。なんかこう、ブログ1年目にしかない色々だけが詰まっている今の状態で、このまま保存(放置?)しておくのもアリだなと。

このブログのおかげで、非常に思い出深い一年になりましたから。アルバム代わりにこのまま置いておきます。作っては放り投げる、家入一真スタイルです。来年以降はそのつもりありませんけど。

1年間、このhocori house.をありがとうございました。なんかエモくなりましたね、ぜんぶ師走のせいだ。年に一回ぐらいいいじゃないですか。

さよならを言うのがこんなにもつらい相手がいるなんて、ぼくはなんて幸せなんだろう。さようなら!

 

 

【総括その1】わたしが最初このブログでやりたかったこと

【総括その2】ブログを書くということ、ブログの可能性