ミュージシャンの方、PAさんとコミュニケーション取れてますか?

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ご機嫌よう、煤渡(@suswatari88)です。

バンドマン・ミュージシャンの方、ライブやるとPAさんにお世話になりますよね。ほとんどの場合、演者専属ではなく会場にいるPAさんがつくと思います。

そのPAさんと、円滑にコミュニケーションは取れてますか? ちょっと苦手意識があるって人、結構いるんじゃないでしょうか。

小さなライブバーではありますが、PAをやっている人間として感じることを書いておこうと思います。以前の記事はこちら。

新宿カールモールでPAをやる時に考えていること その一

新宿カールモールでPAをやる時に考えていること その二

 

どうしようもない奴は諦めろ

まず先に言っておきますが、どうしようもないPAさんは沢山いますよ。わたしも多数経験があります。

PAとしての技術うんぬんではなく、全く演者とコミュニケーションを取ろうとしないPAです。どの演者にも無愛想で、とにかく態度が悪い。

なにが気にくわないのか知りませんが、そんなPAさんに当たってしまった時は諦めてください。話になりませんので、他の会場を探すことをオススメします。残念ながら、ライブハウスはいくらでもありますからね。

 

音楽性、スキルは関係ない

さて、そんなハズレは置いておくとして、けれどもやっぱり何となくコミュニケーションが上手くいかない時があると思います。

そんな時、特にまだ駆け出しの時なんかは「自分たちの音楽性が未熟だからか?」「自分たちが下手だからか?」と心配してしまうことも。わたしも昔はそうでした。

ですが、それは関係ありません。PAやってみて感じました。

仮に演者が未熟だったとしても、PAは気にしませんよ。というか、日々仕事する中で触れる音のほとんどは未熟でしょうから。そんな事で仕事のモチベーションが落ちるようなら、そのPAさんもハズレです。

ただし、未熟なのは大いに結構なんですが、当日リハ中に曲の練習をするのだけはやめてくださいね。事前にやってきてください。当日リハでは、本番に向けて音のバランスを整えることに集中してください

 

演者は主導権を取りにいくべき

じゃあさらに良いコミュニケーションを取るためにはどうすればいいのか。これに関しては、演者がもっと主導権を取りにいくべきだと思います。

PAさんの方が当然専門家ですから、尻込みしますよね。でも、だからこそ主導権をとりに行こうとするべきなんです。

相手が専門家だからといって大人しくされても、正直PAも困るんですよ。

PAとしても今日初めて観る・聴くアーティストがほとんどです。ですので、演者からの「もっとこうしたい」が無いと、どうしようもない。外音を整えることはできますけどね。

PAの方が専門家だからこそ、演者が前のめりになってやっと対等になりますよね。演者とPAが対等であるべき、なんてのは言うまでもないでしょう。

 

とはいえ前提知識がなさすぎると、まともに会話もできません。そこはやりながら、必要なものは少しずつ学んでいってください。

その上で、よほどこだわりが無いなら外音はPAに任せるのがいいですよ。最初のうちは、中音のバランスを調整することに気を配ってください。中音のバランスはそのまま演者のやりやすさに繋がって、良いパフォーマンスに繋がります。

とにかく、変に遠慮せずに「何を、どうしたいのか」をPAさんに伝えていくべきです。

案外その方がPAさんも前のめりになってくれます。出来ないものは出来ない、違うことは違うと教えてくれるはずです。それでも合わない様なら、それは単純に人として気が合わないんでしょう。

 

おわりに

特に初心者の頃ってPAさん怖いですよね。でも別に敵じゃないですし、聞けば色々教えてくれますよ。

むしろ、まともにコミュニケーション取りにもこないで、出演回数だけ増えていくけど一向に成長しない。そんなアーティストの方が、PAも困ってしまいます。臆さずに自分からどんどん話すのが吉です、ハズレの早期発見にも繋がりますからね。

さよならを言うのがこんなにもつらい相手がいるなんて、ぼくはなんて幸せなんだろう。さようなら!