クワランカカフェ|海を渡った椅子、世代を渡ったテーブルとカップを堪能してきた

やっと紹介できる時がきた。

カフェ紹介のブログを書くと決めてから、昨年中にいくつかのお店へ伺った。取材ではなく、普通の客としてだ。気になるお店を見つけたら、まずは一度普通に来店すると決めている。

とは言っても覆面調査のつもりはない。ネットの情報などだけで知った気になって、初来店で取材するのがなんとなく気持ち悪いからだ。

 

そんな訳で、昨年10月に初来店して以来早く紹介したいと思っていたのがここ「クワランカカフェ」である。

qwalunca cafe店内

渋谷で誕生し、ビル取り壊しのため西荻窪へ。その後、2013年10月末にいまの吉祥寺へ移転してきた。今年の4月で15年になるという。

 

このお店で特筆すべきは、随時開催される個展や展示だろう。作品の作り手ではないはずの、お店側の愛が溢れている

「催しを通してお店を知ってもらいたい。また、作家さん同士の交流が生まれれば」と、愛情たっぷりに語って頂いた。 

qwalunca cafe店内

この日はちょうど企画展の最中。こちらはその一部だ。こういった展示は定期的に開催されている。是非ともお店で、あなた自身の目で楽しんで欲しい

 

また、店内では古道具なども販売している。この棚もクワランカカフェ独特の雰囲気を作っていた。

qwalunca cafe店内

内装は全て手作りであり、店内の棚やキッチン周り、椅子やテーブルなどにも自作品がたくさんある。どれも魅力的だ。

西荻窪で使っていたキッチンカウンターを再利用したり、取り壊し中の民家から資材を譲り受けたり・・・、駄目だ、選びきれない。情けないわたしに代わって、オススメの椅子を一脚選んで頂いた。

 

qwalunca cafe椅子

吉祥寺へ移転した時期に、ちょうど閉店セール中だった老舗家具屋MIYAKEにて破格で購入したとのこと。

ヨーロッパのマニアックな国から海を渡ってきたヴィンテージ品だ。風格があり過ぎて「すごい」としか言えない自分の語彙の無さが悲しく、わたしも思わずヴィンテージ顔になった。

 

今回はテーブルも一つ紹介しよう。なんとこちら、かつては店主様のご実家である旅館で使われていたものだという。脚を付け足してテーブルとして使っているのだ。

 

qwalunca cafeテーブル

わたしが珈琲を頂いたカップも同様で、世代を渡って使われ続けているものだった。カップは70年代物とのこと。素敵なストーリーだ。

 

ここでは、カメラマンがチャイを頂いた器を紹介する。「名も無い作家の作品」とおっしゃっていたが、楽しい器だ。

qwalunca cafe器

申し訳ないが、今回も写真を載せきれなかったので後日Pinterestにアップしようと思う。楽しみにしていて欲しい。

 

お店はある程度の防音もしてあるという。西荻窪の店舗にピアノがあったのをきっかけに、いまでも不定期ではあるがライブが開催されている。

閲覧、試聴後に購入できる本、CDなども並んでおり、ずっと飽きない空間だ。CDは「月極音楽」と題した選曲企画に沿って陳列されている。この企画、とても楽しい

 

ものづくりへの深い愛情を強く感じるお店、クワランカカフェ。優しい店内で優しくお話を聞かせてもらえた。無事あなたに紹介できて嬉しい。なんていい奴なんだわたしは。

さよならを言うのがこんなにもつらい相手がいるなんて、ぼくはなんて幸せなんだろう。さようなら!

 

 

文章:煤渡(@suswatari88)
写真:HAN YUMA

QWALUNCA CAFÉ(クワランカ・カフェ)
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-8-11弥生ビル3F(MAP)
吉祥寺駅公園口から徒歩2分。
TEL:0422-24-6455
MAIL:[email protected]
OPEN:11:30~23:00
定休:月曜日(祝日の場合は営業)
喫煙:全席禁煙
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