アイデア実現してますか?『Evernote仕事術』から学ぶプロジェクト化という考え方

あなたが日々頭の中で生み出す、様々なアイデアたち。

一体どのぐらい実行に移せているでしょうか。思いついてもすぐ忘れるか、メモしてそのままになっていませんか?

なんともったいない! あなたの人生を変える、至宝のアイデアが眠っているかもしれないのに。

安心してください。アイデアを「プロジェクト化」すれば、もう取りこぼすことはないんです。紹介します。

 

『Evernote仕事術』から学ぶ、プロジェクト化という考え方

この「プロジェクト化」という考え方は、佐々木正悟さんの『Evernote仕事術』から、学ぶことができます。

Evernoteの活用術を紹介する著書ですが、「そのEvernote活用術について教えてくれよ!」という方は、読んだほうが早いです。

9名の達人による活用術の他、著者の佐々木さんが推奨する整理術について、詳細に書かれています。かなり参考になりました。

 

Evernoteは、人によってベストな使い方が異なります。わたしが「参考になる!」と思ったポイントが、必ずしもあなたの役に立つとは限らないんです。

この本の「Evernoteに関する部分」を知りたければ、自分の目と頭で吸収するのが一番手っ取り早いかと思います。

 

そもそもアイデアとは

今回は「アイデアをプロジェクト化する」という考え方について、この本から学べる部分を紹介します。Evernoteを使っていないあなたでも、きっと役に立つはずです。

ところで、そもそも「アイデア」とはなんなのか。何も、世界を変える革新的な発想だけが「アイデア」な訳ではありません。

佐々木さんは、自分が先送りにしてきたことも、アイデアであるといいます。

アイデアというのは、実行に移しにくいものなのです。

・あのレストランに行ってみたい
・アラスカに行ってオーロラを見たら楽しそうだ
・明日から早朝マラソンをしよう

こういったものは全部アイデアです。大きな経験をしてそれまでの自分の価値観に揺さぶりを起こしたり、生活に新しい刺激を送り込んでみたりしたいという意志の発露なのです。

こういったものだって、立派なアイデアなんですね。ただの思いつき、いつもの長続きしない習慣で終わらせるのは、あまりにもったいない。

まずは、それがアイデアであると自覚すること。そして、そのアイデアを「プロジェクト化」すれば、実現へ向かっていけます。

 

アイデアをもらさず集める

本書では、例として「節約」が挙げられていました。あなたも一度ぐらい、なにかを節約しようとしたことがあると思います。

まず大事なのは何となく「節約しよう」と始めるのではなく、節約を「プロジェクト化」することだといいます。

たとえば「節約」なら、節約のためのアイデアがネットにはあふれています。「外食を減らして支出を抑える○○の方法」といったアイデアです。こういうもので、よいと思ったアイデアをEvernoteに集めます

もちろん、自分で考えついたアイデアはもらさず集めます。意外と電気を無駄に使っているとか、解約してもよさそうな保険があるとか、日常の中で気づくことはいくらでもあるでしょう。

そうやって節約のアイデアを集めたら、次は整理です

とにかくアイデアを集める。そして整理する。

すると、最初はただぼんやりと「節約したい」という気持ち程度だったものが、やがてプロジェクトとして浮かび上がってくるんです。

 

どうやって整理するの?

かき集めたアイデアの整理についても、本書で一例が挙げられていました。

節約のための「アイデア」というのは、節約にまつわるほとんどすべての資料を指します

ちょっとしたメモ書きからプロジェクト発足時の方針、予算などもとりあえずここに入ります。つまり、「節約に関するすべてのもの」をいったんはここに収めるわけです。

そのアイデアの中から、「節約を遂行するための作業」を「タスク」に移していきます

考え付いたアイデアをすべて実行に移そうとする人がいますが、それをやっていると気力や時間などが足りなくなっていきます。むしろ厳選されたアイデアのみをタスクにするようにしましょう。

最後に「参照資料」があります。新しく開設する銀行口座や口座維持手数料、節約レシピなどもここに入るかもしれません。

もちろんこれが唯一の正解ではないと思いますが、かなりわかりやすいですよね。

はじめ無造作に集めただけだったアイデアたちを、改めて「このアイデアは何なのか?」と考え、分類する

すると本当にやるべき作業(タスク)があぶり出され、参照すべき資料も出揃う。あとは動き出すだけということです。

 

大切なアイデアを死なせないように

さて、聡明なあなたならお気付きでしょう。

そのとおり。結局プロジェクト化した後、それを遂行するのはあなた自身なのです。

プロジェクトを作ったからといって、勝手にことが上手く進むことはありません。逆に、あなたがどれだけ情熱を持っていても、生まれたアイデアがすぐ死んでしまっては元も子もない。

「プロジェクト化」は、大切なアイデアを死なせないための策に過ぎないということです。

先に書いたように「ほとんどのアイデアは生まれて間もなく死んでいく」のですが、アイデアを「プロジェクト」という形まで生き延びさせることができればしめたものです。

アイデアが「企画になった」ということは、少なくとも1日以上はその実現に向けた決意が自分の中で持続していることになるからです。

プロジェクト化によって延びるアイデアの命は、決して長くはありません。ですが、プロジェクト化すれば、確実にその命を延ばすことができる。

それを未来につなげられるかどうかは、あなた次第ということです。

さよならを言うのがこんなにもつらい相手がいるなんて、ぼくはなんて幸せなんだろう。さようなら!