どうしても『ワンパンマン』の魅力だけは伝えたい

ご機嫌よう、煤渡(@suswatari88)です。

ワンパンマンって漫画、知ってますか? これが本当に面白くて、いま毎週日曜の深夜にアニメもやってるんですが、そちらのクオリティもすごいんです。

アニメ観てたら漫画も読み直したくなって、読み直してるうちにまたすっかりハマりました。この作品の魅力をどうしても伝えたいので、筆をとった次第です。以下ネタバレ。

 

主人公補正を逆手に取った設定

タイトルの通り、主人公の“サイタマ”は基本すべての敵を「ワンパン」で倒します。圧倒的な強さ。ギャグレベルなんです。

バトル漫画って、最後は主人公が勝つじゃないですか。みんなわかりきってて、それでもその勝利までの過程がうまく描かれることで、ハラハラしたりワクワクしたりできる。そういうものだと思ってました。

ですが、ワンパンマンはその「過程」を全部すっ飛ばします。ワンパンなので。

他のヒーローたちが苦戦する、という場面が差し込まれることもあるんですが、慣れてくればもうなんとも思わなくなります。だってサイタマが来たらどうせワンパンで終わるから。

 

これ、かなり挑戦的な設定だと思うんですよね。バトル漫画でこれやっちゃうと、普通はつまらなくなるはずですから。

主人公は絶対に余裕で勝つし、そのせいで他メンバーの迫力満点なバトルシーンもオマケでしかなくなる。実際そうなってます。なのにすごく面白いんです。驚きます。

じゃあ何がそんなに面白くさせてるのか。ちょっとだけ紹介しますね。

 

サイタマの強さの理由がギリギリセーフ

まずこれです。いや、その強さ自体は完全にSFですよ。ワンパンですから。

ですが、強さを手に入れた方法がギリギリセーフなんです。筋トレとランニングなんです、彼が強くなった方法が。

他には拳法使いも、サイボーグも、超能力者もいます。そのなかで、他の追随を許さない圧倒的強さをもつサイタマは、ハゲるほど身体を鍛えただけの普通の人間なんです。

主人公だからなにか特別な能力がある、とかじゃなくて、ただめっちゃ鍛えたらめっちゃ強くなっただけ。

もちろんハゲるまでトレーニングしたとか、その結果ワンパンで倒せる様になったとか、これもSFです。でも普通選ばない設定ですよね。ここでも主人公補正を逆手に取って、上手く使ってます。

 

サイタマがいい奴すぎる

サイタマが死んだ目で就活していた頃に、ある怪人と出くわします。つい子どもを助けてしまい、なんとか怪人も倒すことに成功。この時、自分は昔ヒーローになりたかったじゃないか、と思い出す訳です。

それからトレーニングを積み、最強の力を手に入れ、趣味でヒーローをやり続けています。

彼の素晴らしいところは、最初の動機のままその純粋さを失うことなくヒーローになり、純粋なままヒーローを続けていることなんです。

 

と言っても、しばらくはその良さがわかりづらいかもしれません。普段は脱力しきって、さほどやる気もなさそうに見えますから。

ですが、読んでいる内に彼の虜になるはず。ここぞという時に彼はすこぶるカッコイイですし、正論しか言いません。

うーむ、ここまで書いてみてもこれじゃ普通のヒーロー主人公と変わらない様に見えますね。全然違うんですよ、彼のカッコよさのタイプは。説明だけじゃなかなか伝わりづらい。読んだ方が早いです。

 

是非読んでみてほしい

まだ完結しておらず、全部で9巻。全然大人買いして追いつける数ですからね、これは本当にオススメします。

「綺麗なら中古でもいい!」って人は、全巻漫画ドットコムがいいですよ。以前使いましたが本当に綺麗だったので、全然気になりませんでした。結構安く大人買いできます。

 

とここまで読んでくれたあなたにだけ教えますが、実は公式で一部無料公開されてるんですよね。

公開されているのは1〜5話までと、15話目から最新話まで、あとはオマケの番外編です。とりあえず試しにって人はこちらからどうぞ。

それから冒頭でも言いましたが、いまやってるアニメも本当にクオリティが高くて唸りますよ。作者さんも毎週感動してるみたいです。

この面白さを満足に伝えきれなくて無念ですが、今日はこのぐらいにしておきます。

さよならを言うのがこんなにもつらい相手がいるなんて、ぼくはなんて幸せなんだろう。さようなら!